土壌汚染対策法の目的2
ところで、土壌汚染対策法以外の法律の目的はどうなっているのでしょうか。
土壌汚染対策法を除く典型7公害、株式会社セロリでは、これを典型6/7公害といっていますが、この6つの公害についての法律の目的を環境省HPから引用しました。
工業用水法(地盤沈下を規制する法律)
この法律は、特定の地域について、工業用水の合理的な供給を確保するとともに、地下水の水源の保全を図り、もつてその地域における工業の健全な発達と地盤の沈下の防止に資することを目的とする
・環境省HPより工業用水法
建築物用地下水の採取の規制に関する法律(略称:ビル用水法、地盤沈下を規制する法律)
この法律は、特定の地域内において建築物用地下水の採取について地盤の沈下の防止のため必要な規制を行なうことにより、国民の生命及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉に寄与することを目的とする。
・環境省HPより 建築物用地下水の採取の規制に関する法律
大気汚染防止法
この法律は、工場及び事業場における事業活動並びに建築物等の解体等に伴うばい煙、揮発性有機化合物及び粉じんの排出等を規制し、有害大気汚染物質対策の実施を推進し、並びに自動車排出ガスに係る許容限度を定めること等により、大気の汚染に関し、国民の健康を保護するとともに生活環境を保全し、並びに大気の汚染に関して人の健康に係る被害が生じた場合における事業者の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図ることを目的とする。
・環境省HPより 大気汚染防止法
騒音規制法
この法律は、工場及び事業場における事業活動並びに建設工事に伴って発生する相当範囲にわたる騒音について必要な規制を行なうとともに、自動車騒音に係る許容限度を定めること等により、生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的とする。
・環境省HPより 騒音規制法
水質汚濁防止法
この法律は、工場及び事業場における事業活動並びに建設工事に伴って発生する相当範囲にわたる騒音について必要な規制を行なうとともに、自動車騒音に係る許容限度を定めること等により、生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的とする。
・環境省HPより 水質汚濁防止法
悪臭防止法
この法律は、工場その他の事業場における事業活動に伴って発生する悪臭について必要な規制を行い、その他悪臭防止対策を推進することにより、生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的とする。
・環境省HPより 悪臭防止法
振動規制法
この法律は、工場及び事業場における事業活動並びに建設工事に伴って発生する相当範囲にわたる振動について必要な規制を行うとともに、道路交通振動に係る要請の措置を定めること等により、生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的とする。
・環境省HPより 振動規制法
これではわかりづらいので表にまとめました。
土壌汚染対策法を除く典型7公害2
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