剪定作業
梅雨のどんよりとした空の下、街並みを明るくしてくれていた色とりどりの紫陽花たち。
雨を受け一段と鮮やかさを増したその景色に、「梅雨も悪くないな。」と思わせられたり…。
そんな紫陽花たちは、この真夏のような強い日差しを受け見頃を終えていく。
その代わりその日差しを浴び生き生きと成長してくる雑草や木々。
青い空から降り注ぐ日差しにその緑はよく映え、清々しい気持ちにさせてくれる。(・・・前者には手を焼かされるが。)
新のお盆頃に行われるこのバトンタッチに合わせ、株式会社セロリ社員もその日差しを浴びながら、
資材置き場の垣根剪定作業を行った。
今年の役目を果たした紫陽花たちは、また来年もきれいに開花するように剪定。
夏本番には花芽ができ、早くも次シーズンに向けて準備を始めるだろう。
その他の元気な植物たちも、さすがに「のびのび育て!」と放置する訳にもいかないので、
脚立に登り形を見ながら剪定作業を進めていく。
その流れで、地面に落ちた枝や葉を拾い集め袋に入れるのだが、この単純作業を邪魔する
名も知らない木の葉。両手にはめた軍手にマジックテープの様に見事にくっつき離れない。
もはや諦め作業を続け、垣根がスッキリとした頃には、葉で出来た手袋をはめているようだった。
「こんな葉もあるんだな。」とひとつ学習し剪定作業は終了。
日頃、垣根脇に自転車を停めているのだが、この作業によってだいぶスムーズに駐輪出来るようになった。
日常自然と目にしている景色は、思いのほか気持ちに関わっているものである。
やはり、きれいなものやきれいな場所は気持ちがいい。
そんな気持ち良く過ごせる環境作りを心掛けたいなと改めて感じたのであります。