ボーリングマシンの修理(山本記)
今週の現場で、ボーリング作業中、予定していた深度まであと少しのところで、ボーリングマシンから異音が鳴り始め、掘り進まなくなってしまいました。
現場では原因が分からなかったので、マシンを持ち帰り分解してみると、摩耗して凹凸が出来てしまっている部品を見つけました。
写真奥の軸受けの中で手前の軸が回るように出来ているのですが、この状態では回りません。
やすり等で形を整え、組み合わせてみます。
問題なく組合わさったので、分解したボーリングマシンを組み立て動かしてみると、正常に作動しました。
軽快な動きで一安心、次の現場でも頑張ってくれそうです。
添削(CEO遠藤)
今週の現場で、ボーリング作業中、予定深度まであと少しのところで、ボーリングマシンから異音がして、ボーリングマシンの回転が止まってしまいました。
現場では原因が分からなかったので、ボーリングマシンを持ち帰り分解してみると、異音がした部品は、摩耗して凹凸が出来ていました。
写真の奥の軸受け部品に、手前の軸部品がはいって回転する構造ですが、この状態では回りません。
やすり等を使って形を整え、組み立てました。
ボーリングマシンを組み立て動かしてみると、正常に回転しました。
軽快な動きで一安心、次の現場でも頑張ってくれそうです。
*この不具合は、「すべり軸受のかじり」といい、潤滑不良が原因で発生します。最初の写真に黄色く見えるキャップを外すと、グリスニップルがありますので、定期的にグリスアップしてください。機械の構造を勉強して、現場でトラブルに対応できるスキルを身につけてください。