ハイスのエンドミル
フライス盤にチャックした直径10mmのハイスのエンドミル。
明治元年1968年にイギリスで原型が開発された高温度下で軟化しづらい工具鋼、
JIS G4403 高速度工具鋼(High speed tool steel) SKH2材の工具は、
ハイスピード鋼を略してハイスと呼ばれています。
尊王攘夷とやっていたころに、イギリスではハイスが開発され、機械加工をしていたとは……。
そして、150年経った現在でも、ハイスは改良されつつ、鋼材から切粉を出している。
ハイスのエンドミル、2枚刃と4枚刃が一般的。
ハイス工具の切削条件
周速15m/minが基本、よって10mmのエンドミルの場合の回転数
Rev=15,000mm / 10mm / 3.14 ≒ 500rpm
1刃あたりの送りを0.1mmとしたときの4枚刃エンドミルの送り速度
F=500rpm × 0.4mm = 200mm/min
試験研究用の部品を追加工しました。