形質変更時要届出区域における地下水調査
形質変更時要届出区域(土壌汚染対策法)に指定された土地において、
汚染土壌の掘削除去・健全土での埋め戻し工事が終わりました。
その後、措置完了届と、別途に提出した形質変更届が受領され、いよいよ戸建て住宅の新築工事が始まりました。
新築工事には、地下水に接触する基礎杭工事が含まれるので、施工中と施工後に地下水調査が必要です。
地下水汚染拡散という緊急事態に備え、地下水採取後は、すみやかに簡易分析を実施します。
採取したばかりの地下水試料、シルト分で濁っています。
この地下水試料を容器に移し替えて、遠心分離機にセット、待つこと10分です。
簡易分析に必要な程度に、地下水試料の透明度を確保します。
試薬が入った容器に地下水試料を吸引してよく振ります。
対象項目の六価クロム反応はありません。まずは一安心という結果でした。