行きはよいよい♪帰りはきつい 引き上げ作業と準備の負担軽減にジャッキ開発は続く
掘削はできても、掘った土の入ったツールスを引き上げられないと仕事が終わらない…。
それでは困るので、事前に地質データを調べて、ある程度は予測していくものの、手動・電動では
引上げがきつい場合も想定し、土壌採取・観測井戸掘削の現場に、引上げジャッキ&ユニットは
ほぼ毎回積んでいきます、とは株式会社セロリ工事担当主任へのインタビュー結果。
当然ですね。日を改めて引上げに行くのでは時間の無駄。しまった地層では、より引き上げづらく
大変になってしまうかもしれませんし…。
ジャッキを使用するとなると必要なユニットも、エンジン式のものはそれなりに重く、電動でも
電源を使わせていただける現場でなければ発電機も必要。重い荷物を毎回積み降ろす㈱セロリの
メンバーは、現場を重ねるごとに、たくましく頼もしくなっていきます。
それはそれで良いとして、製造部門もある当社としては、自社製品で現場の負担を軽減したい。
作業効率を良くして生産性向上を図る努力も並行したいところ。幸いなことに、それができる
会社です。
そんなわけで、技術グループが引上げジャッキやユニットの試作を、さまざま重ねています。
こちらは、発電機がなくても充電式のインパクトレンチを動力として使えるジャッキ
こちらは、パワーを確保しつつも、軽さを求めたアルミジャッキ
およそ重さ22kgのこのジャッキは、まだ現場投入前ですが、現場に持っていくときの感想、
そして使った感想が楽しみです。
ご紹介できるようになったら、ほかにも、お客様のご要望をいただいて作ったものもあるので、
いずれ合わせてジャッキラインナップのページも作れたらと思っています。
(2021.2.1 株式会社セロリ総務担当 記)