土壌汚染対策工事 掘削除去工法
汚染拡散防止措置 その1
掘削除去工事中、汚染土壌が周辺に飛び散ると、土壌汚染が拡散することになります。
そのようなことが無いように、飛散のおそれがあるときは、掘削範囲の周辺にブルーシート養生をするなど、汚染拡散防止に配慮して施工いたします。
掘削した汚染土壌は、専用の運搬車両に積み込みます。
油圧ショベルのオペレータは、バケットの泥を周辺に落とさないよう、細心の注意を払い作業します。
VOC、水銀などによる汚染土壌の積み込みには、フレキシブルコンテナと呼ばれる大型の土のう袋に袋詰めしてから積み込みます。
土壌汚染対策法では、汚染土壌を運搬する車両にはこのように、汚染土壌運搬車であることを表示することが規定されています。法条例の対象ではない民間の対策工事のときは、この表示義務はありません。
汚染土壌を積み込んだ運搬車両は、飛散することがないよう、シード掛けします。 シート掛けして、車両が場外に出発する前に、シート掛けが確実かチェックします。