セロリと大学との共同研究
株式会社セロリは、創業以来、エンジニアリング・パフォーマンスによる社会貢献に努めています。テーマの実現をイメージする、イメージを形にする、形は現場で現実の技術として成果をあげてまいりました。
大学との共同研究における実績の一部をご紹介します。
2015年~ 岩手大学との共同研究
ワイン残渣・ヤマブドウ果汁残渣を利用した過硫酸法によるVOC汚染浄化実証試験
揮発性有機化合物による汚染においては、工期の短い汚染サイトの浄化法として過硫酸法があり、過硫酸法は有機酸が共存することで浄化促進されることがわかっています。
有機酸を多く含むワイン残渣・ヤマブドウ果汁残渣を活用することにより、廃棄物の有効活用と現場コストの低減を目的として、クリーニング事業所におけるテトラクロロエチレンなどによる土壌汚染現場で、多くの成果をあげており、2019年の東京都のフォーラムでも発表を依頼されました。
2010年 アメリカグアム大学とのミッション
サンゴ礁の成長過程解析と気象環境の研究における、サンゴ礁サンプラの開発
グアム島周辺のサンゴ礁は、環境保護の観点から、最小限の規模でのコアサンプリングが必要です。
研究者からドリリングマシンの開発を依頼され、ボートに小型コンプレッサを乗せ、エアモータでダイヤモンドビットを回転させる、エアドリルを開発いたしました。研究者自らが、ダイバーとなり、ロープでサンゴ礁に反力を取って、サンプリングしました。
2016年~2018年 岐阜大学との共同研究
舗装と盛土構造の点検・診断自動化技術の開発
『戦略的イノベーション創造プログラム』における、「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」開発技術チームに、岐阜大学とともに選ばれ、『舗装と盛土構造の点検・診断自動化技術の開発』をテーマに3年間の研究開発に取り組みました。1時間あたり500m以上の調査速度、組立運搬操作の簡易化、調査の自動化など、多くの成果をあげました。